その「自由」は誰かを傷つけていないか

「自由に生きる」
ということに憧れることがあります。

社会にはたくさんのルールがあるので、
全てにおいて自由奔放という訳にはいきませんが、
ある程度は自分の考えや思いの通りに生きてゆきたいと考えるものです。

どこまで自由な考えを持ち、生きて良いかと考えると
なかなか難しいものがありますが、
下記2つのことを基準にしてみるのも悪くないかもしれません。

1.人に迷惑をかけない
2.自分で責任を負える範囲内

1.人に迷惑をかけない

例えば、
「食べたかったレストランを予約したが、
直前になって気が向かなくなってキャンセルした。」

これは、本当にそのレストランに行きたかった人が
予約できずに行けなかったかもしれないし、
食材を用意したお店にも迷惑をかけてしまいます。

2.自分で責任を負える範囲内

例えば、
「返せる見通しは無いけど大金を借りる」

自分で責任を負えないくらいの自由な行動は、
やはり周りに迷惑をかけてしまいます。

自由に生きることと、わがままに生きることは異なります。

日本では職業の選択も住む場所も自由に決められますが、
世の中のルールを守ってこそ自由が認められます。

ルールを破ると罰せられ、自由に生きられなくなってしまいます。

「その自由は誰かを傷つけてはいないか」

を基準にすることは、本当に自由に生きていく上で大切なことなのかもしれません。

 

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