不完全を嫌う心理を利用する

人は「不完全な状態」を嫌います。

例えば、友達から「そういえば先週○○さんに会ってね、」
と言われた後、
「あ、やっぱり何でもない」
と言われると、続きが気になってしょうがなくなります。
最後まで聞きたくなります。

これは「途中までしか話を聞けていない」という不完全な状態です。

会話だけではなく、物事に対しても同じです。

散らかった部屋の4分の1を片づけます。
その状態はとても中途半端です。
残り4分の3も片付けたくなってきます。

伸びた爪の親指だけ切ります。
この中途半端な状態を嫌うので、全部の指の爪を切りたくなります。

何か行動を起こす時に、全ての作業量を見るとしんどくなってしまう時があります。
そんな時は、全体の1割だけでも、2割だけでも手掛けてみます。
途中まで出来たら、だんだん完了させたい気持ちが沸いてきます♪

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