目上の方に意見を言う時

上司とのコミュニケーションで難しいものの一つに
「自分の意見を伝える」という場面があります。

上司から部下へは、意見を伝えやすい環境が多いですが、
部下から上司へは、なかなか意見を伝えられない、

という方が多くいらっしゃいます。

上司へ意見を伝える時には、ぜひ守りたいことがあります。
それは、「でも」「しかし」という言葉を使わない、ということです。

「でも」や「しかし」は、相手の心に否定された気持ちを強く残します。
上司ともなると「部下に否定された」と思われると、関係は悪化しそうです。

例えば、
上司から「○○社への見積書、100万円で作っておいてくれないか」
と言われたとします。

それに対して部下が
「でも、その金額だと利益が出ないので120万円で出したいのですが」
と意見を言うと、上司の考えに対する否定感が強く出てしまいます。

「でも」を使わず、
「なるほど、100万円ですね。私が考えていたのは利益を出すために120万円と考えていたのですが、いかがでしょうか。」

この様に伝えると、上司の意見を一旦は受け止めた上で、意見を伝えられるので、
上司もその意見を受け止めやすくなります。

考え方は人それぞれ、上司との考えが違うことはよくあることです。
お互いが建設的に意見を伝え合い、より良い答えを見つける関係を築いていきたいですね♪

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