関係の無い部分は適当に話す

会話をしていて、テンポ良く話す人もいれば、
一つ一つ丁寧に話す人もいます。

相手に何かを教えたり、説明する場面では、
相手が理解出来るように、一つ一つゆっくり話すことは大切です。

逆に、雑談や何気ない会話では、
丁寧さよりもテンポ良く話した方が楽しい会話になります。

例えば、
「初めて入ったパスタ屋さんで、青色のパスタが出てきた」
ということを伝えたいとします。

丁寧に話す人は、
「先週の火曜日、中央区の路面店に新しく出来たパスタ屋さんに、友達3人で行ったんだけど、
メニューに『空色のパスタ』っていうのがあって、興味があったから勇気を出して
オーダーしたらね、15分くらい経って出てきたんだけど、パスタが真っ青でね、
あれは多分合成着色料を使っているわ。」

と、一つ一つ説明します。

しかし、長い話を聞く側は、話の最初の部分はどんどん忘れてしまうし、
結論が見えないとだんだん聞く力が無くなってきます。

今回の例では、一番伝えたいことは「青色のパスタが出てきた」ことです。

会話を楽しむことを目的とするのであれば、
重要な部分以外は、極端に言うと”適当”でも構いません。

「この前適当に入った店で、なんとかっていうパスタを頼んだらさ、
真っ青なパスタが出てきたんだよ!食べる前に見ただけで満腹になったよ。」

これくらいの長さで十分相手に伝わります。

要らない情報を端折るのも、
楽しいコミュニケーション方法の一つです。

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